1人用の土鍋を買って料理をしよう!というところまでは紹介しました。
「6号の土鍋」は 19cm のこれでいいのかな?
なにはともあれ、まずは土鍋です。『男のええ加減料理』では
1人用鍋の 6号サイズ。料理に慣れないうちは割るかもしれないので、手ごろな値段のものから使いはじめましょう。
と紹介されています。
確か近所のスーパーでも売っていたと思って、とりあえず出かけたところ「19cm」で 300円のものが売られていました。
どこにも「号数」は書いていないのでスマホで調べると「1号=1寸(約3cm)」とあり、19cm なら大丈夫でしょうと判断して買ってきました。
まあ、300円なのでダメでも買い替えればいいさ、という感じです。
でも、値段の割にはかわいらしいので合格です。
自宅に戻ってから、こんなページを見つけました。
これによると、この商店の「6号」は「口径 20cm 前後」とのこと。
メーカーや土鍋の種類によっても違うそうなので、今回の 19cm は「前後」に含まれていると考えていいのかな?
どちらにせよ『男のええ加減料理』でも「号数」だけでなく「cm」でも表記があったほうが親切な気がします。
土鍋で直接、玉ねぎを炒めて大丈夫?
土鍋の中に「取り扱い上のご注意」の紙が入っていました。結構、苦笑いしてしまう内容です。
まず「お使いいただく前に」の中に
- よく洗浄し、必ず目止めをしてからご使用ください。
- 目止めのため、米のとぎ汁を鍋の八分目くらい入れ、約10分程度、弱火または中火で煮沸し、冷えるまでそのまま放置し、中の液体を捨てたあと、約一晩程度乾燥させてからご使用ください。
とありました。いやいや、すぐに使いたいので一晩は待てません。
でも、ご飯は炊くので「とぎ汁」で煮沸 10分はやっておきました。
とりあえず、これで許してください。
さらに注意事項の中に
「油料理禁止」天ぷら、フライ、揚げ物など、油料理は絶対しないでください。本体が油を吸収して異常高熱となり、火災や土鍋本体の破損の原因となります。
とあります。まあ「炒めるな」とは書いていないので、とにかくやってみましょう。破損しても 300円ですから。
切り方も「ええ加減」でいきましょう
『男のええ加減料理』のレシピは見開き 1料理で見やすいです。
次の日がうまいカレー(p.48)
今回の玉ねぎは「薄切り」とのこと。こんなもんかな。
じゃがいも(メークイン)とニンジンはピーラーで皮を剥きました。
「食べやすい大きさに切る」とのことなのでこんな感じ。
レシピではニンジン 1/2本だけど、野菜たっぷりカレーでもいいよね?
そしてレシピに『牛薄切り肉 2~3枚』とあったので以下の牛肉を買いました。
アメリカ産「牛かたロース薄切り」100g 332円で 218g 723円。
ちょっと高い気がするけど、ほかは「黒毛和牛」とかでもっと高かったので、これでいいでしょう。「肉じゃが」にも使う予定です。
3枚を取り出して 3等分してみました。すごくいい加減。
はさみで切ったほうが楽かもしれません。
玉ねぎ炒めて、お肉とニンジンを追加して…
さて、最初はおっかなびっくりで玉ねぎを炒めてみました。
ちょっと土鍋に焦げ目が付いて気になりますが、構わず続けました。
「しんなり」してきたので肉とニンジンを加えて
適当に炒めて…。
水(250ml)を加えて強火で煮ます。
カレールーは「こくまろ」にしました
スーパーでカレールーは色々ありましたが、とりあえず「こくまろ 辛口(179円)」にしました。
食べ比べたこともないので、どれが口に合うのか分かりませんが、とりあえず『男のええ加減料理』の写真が「こくまろ」だったので…。
強火で沸騰したら中火にして「あく」をすくいます。
正直、すくうほどの「あく」はないような気もします。
2個 で 8皿分というルーを 1個取り出し、半分に折りました。
あれ?それだと 2皿分なのかな?まあ、レシピでは 1/4 箱とあるので、これでいきましょう。
火を止め、ルーとじゃがいもを投入。
なんとなく、それっぽくなりました。
煮込むと「とろみ」が出るのですね
弱火で煮込んで、ときどきかき混ぜて、徐々にとろみが出てきました。
茹でたほうれん草も加えて、さらに煮込む…。
火を止め、ふたをして 3分ほど蒸らして
完成しました!見るからにおいしそうです。ここまでで土鍋の「目止め」を除いて調理時間は約 60分でした。
段取りも分かったので、次回以降は写真撮影などしなければ 45分もあれば調理はできそうです。たぶん。
いかにも家庭で作ったカレーライス!
炊き立てのご飯をよそって「カレーライス」のできあがり。
さすがに、これだけだと食卓が寂しいので、久しぶりにビールを付けました。
味はいかにも市販のルーを使った家庭のカレーです。辛口のルーでしたが、それほど辛くはありません。スパイスを追加してもいいかもしれませんね。
じゃがいももニンジンもしっかり煮込めていました。
お肉も普通においしいし、ニンジン、ほうれん草もいい感じです。
熱々でレンズが曇っちゃいました。
炒めるくらいなら土鍋は大丈夫そう
もちろん完食。量にも満足です。ごちそうさまでした。
洗ってみると玉ねぎで炒めたときの焦げあともなく、きれいになりました。
これは使える!と確信した一瞬でした。
ということで、1人用の土鍋でカレー作りは大成功。これなら数日、同じカレーが続くことがない、というのもいいです。
肉や野菜を変えたり、別のルーにしたり、少しスパイスを加えたり、トッピングしたりでバリエーションは無限大のような気がします。
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