カーシェアリングの「タイムズカープラス」に入会したことは紹介しました。
あれから 6回ほど利用してかなり慣れたので感想を残しておきます。
実際に予約して使った感想
まずは結論からですが、
とても便利でリーズナブル!もう、自家用車を買って所有することはないでしょう。
と言い切っていいです。
その理由としては、予約して感じたのが
- スケジュールに「空き」があれば出発直前でも予約して利用できる
- ステーションには複数台あり、すべて予約された状態は少なそう
- 予約はスマホアプリで簡単。タブレットやパソコンの設定も便利
ということで、とても手軽に使えました。
そして、車に乗って感じたのが
- 最寄りステーションが歩いて 3分の場所で自分の駐車場の感覚
- 会員カードと免許書さえ持っておけば、いつでもすぐに乗れる
- 同じ車種を数回も乗れば慣れるので自家用車と何も変わらない
ということです。
やはり『最寄りステーションが近い』のが大きいと再認識。
もし家から遠いと、それだけで使う意欲は半減するでしょう。
実際に車を運転した感想
とりあえず無難そうな「ノート」を選択。日産は初めてですが大丈夫でしょう。
解錠は会員カードでタッチするだけ。
「キーボックスはこちら」というので開けてみると
中から確かに「キーボックス」が登場。キーは「返却」のポジションです。
「返却」から「貸出」にひねると抜けて利用開始です。
ところがキーを挿すところがどこにもなく面くらいましたが、ボタンを押してエンジンがかかる車のようです。
初めてだったのでドキドキしました。
カーナビがいろんな指示を表示してくれます。
後で知ったのですが、時間の延長などもカーナビからできるようです。
面倒なのは出発前にスタンド看板をずらして、出発後に元に戻すことです。
この作業が車から降りなくてもできるようになれば無敵ですね。
駐車場からの出し入れも数回は手間取りましたが、3回目くらいから効率よくできるようになりました。
バイザーに備えてある「駐車パスカード」を抜いて、出入り口ゲートで投入口に届く距離に車を寄せるのがポイント。
最初だけ緊張して操作する足が少しつりそうな感じでしたが、2回目で運転にも慣れました。
使いたいときに「ノート」が予約されていたので、他の車種も試しましたが、基本的には同じ手順なので大丈夫でした。あとは慣れだけです。
何度か利用して学んだこと
6回ほど利用して学んだことがあります。
可能なら予約の後ろは 1時間くらい長く設定
最初、45分で予約したのですが、少し戻るのに手間取って延長が必要となりました。ところがスマホでの延長操作が分からず、やっと設定したら残り時間が足りないのか延長できませんでした。
そのためタイムズに電話をして遠隔で延長してもらったのですが、延滞のペナルティとして延長時間分が 2倍の課金となりました。
※ 15分延長で通常の 206円に 206円がプラス徴収
これに懲りて、2回目以降は予約時間は後ろに 1時間ほど余裕をもって設定しています。もちろん、ほかの人の予約が入っていなければの話です。
16時から18時の 2時間予約して、実際には 17時前に返却できたので請求されたのは 1時間分だけです。
終了時間は予約をした期間ではなく、実際にご利用した期間で計算します。返却予定時間より前に返却いただければ、その時間までの料金の課金となります。
なお、予定時間より早く返却頂いた場合のご連絡は不要です。
スマホに専用サイトへのショートカットも用意
専用アプリは借りたい時間が決まっているときには便利ですが、その車の前後の予約状況がわかりません。
そこでブラウザーから専用サイトも開けるようにしてくと便利。
予約状況も分かるし「お気に入りステーション」の設定も利用できます。
なぜ、この程度の機能をスマホアプリに持たせないのか分かりません。
TCP安心補償サービスは当面付けよう
基本的な保証は利用料金に含まれています。
タイムズカープラスは、ご利用中の万一の事故に備え、下記の金額を限度とした補償があらかじめ利用料金の中に含まれています。
- 対人補償(他人を死亡させたり、けがをさせたりした場合の補償)/1名につき 無制限 (自賠責補償 3千万円を含む)
- 対物補償(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)/1事故につき 無制限 (対物免責額 0円)
- 車両補償(タイムズカープラスの車両に損害があった場合の補償)/1事故につき 時価額 (車両免責額 0円)
- 人身傷害補償(ご自身や同乗者が死傷した場合の補償)/1名につき 無制限
搭乗者の自動車事故によるケガ(死亡・後遺障害を含みます)につき、運転者の過失割合に関わらず、損害額を補償します。(限度額無制限:損害額認定は保険約款に基づき保険会社が実施いたします)
※搭乗者傷害は付保されておりません。
でも、トラブル時に「NOC(ノンオペレーションチャージ)」は実費+数万円発生するようです。
なので、それが免責となる「TCP安心補償サービス」を当面は付けます。
特に慣れていない車を少しこすったりすることは可能性として大きいので、利用ごとに 309円なら安いし安心料です。
タクシーと賢く使い分けたい
このサービスを使って感じたのが
- 駐車の時間がどれくらいか
- 目的地にタクシー乗り場があるか
がタクシーを使うかどうかの境目になりそうです。
母を病院に連れて行くと数時間も待たされることがあり、2時間以上もかかるならタクシーのほうが安いケースがあるのです。
特に大きな病院にはタクシー乗場もあるので、呼び出す時間や追加コストもかからないのが大きいです。
そんなことで、ケースバイケースで使い分けたいと思います。
総合的にメリットがあると判断
いまの利用法なら月に 1万円もかかることはなさそうですし、タクシーを使うことを考えれば相当な節約になります。
母を乗せての運転は気を使いますが、まあ勝手知ったる近場を安全運転するので、きっと大丈夫でしょう。
それに廃車にして車を運転せずに何年も経つと免許を持っていても運転が下手になるので、月数回のドライブは腕を落とさないためにも丁度いいです。
そもそも自家用車の頃も月に数回しか乗らなかったので、この程度で十分。
これからカーシェアは、どんどん普及していくと実感できました。
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