「ゆめぴりか」を食べ終えたので、前回は「白米」で買った「どまんなか」を「七分づき」で買ってみようと金井米穀店に出かけました。
ちょうど新米と切り替わる時期
すると店内に置かれているお米の銘柄数が半分くらいに減っており、そこには「どまんなか」も見つからないので、ご主人に聞くと
- いまはちょうど新米と切り替わる時期
- ここ最近の雨で新米の入荷が遅れている
- 「どまんなか」の在庫はもうない
とのこと。なるほど、新米の時期なんですね。
確かに「ゆめぴりか」の消費に 1ヶ月かかったので、その間に在庫がなくなっても不思議はありません。というか今回、なくなることを認識しました。
同時に「七分づき」も買っておけばよかったのですが、あのときは「どまんなか」自体が初めてで、いきなり両方の選択肢はなかったので仕方ないです。
佐賀県白石産「七夕コシヒカリ」
そこで今回は「白米」と「七分づき」を同時に購入しようというわけです。
せっかくならば「新米」がいいな、ということで、すでに入荷していた佐賀県白石の「七夕コシヒカリ」を選んでみました。
農薬や化学肥料を 5割減らしているようです。
検索すると「JAさが」による情報がありました。
佐賀県で一番最初に収穫されるお米で、旧暦の七夕(8月7日前後)に収穫されることから、「七夕こしひかり」と命名されました。お盆前の暑い日に刈り取りをしますので、収穫後2時間以内に風による乾燥を行い、品質重視の米づくりを心がけています。お米は柔らかくて粘りも強く、甘みがあり、ピカピカの炊き上がりです。
なるほど。新米の中でも早く収穫される品種なんですね。
さらに、こちらのページに詳細が紹介されていました。
- 佐賀白石産の美味しいお米七夕こしひかりを販売(通販) – 佐賀んとファーム【販売:梅野米や天祐】
すごく丁寧な解説で驚きました。
生産地の白石平野は六角川下流に広がっており、土壌は重粘土、有明海の養分をたっぷり含む地力に富んだ土質です。
2月の寒い時期にビニールハウスにて苗を作り、気象条件的に厳しい取り組みですが、きめ細やかな水管理により栽培されてます。
こういう情報があると、同じお米でも「ありがたみ」が違う気がします。
「白米」と「七分づき」を同時に購入
佐賀県白石産「七夕コシヒカリ」の最初の状態がこちら。要するに、これが「玄米」ということなのでしょう。
ところどころ緑色の粒も混ざっているのですね。一般的には「青未熟粒」と呼ばれているそうです。
玄米の皮(果皮)の細胞に葉緑素が残っているために緑色になっているものです。一般には「青未熟粒」と呼ばれ、出穂や開花が遅れたために充実不足の状態で刈り取られたものが多いのですが、葉緑素が残っていても成熟している場合もあります。成熟の不十分なものほど緑色が濃くなりますが、青未熟粒を食べても健康上の問題はありません。
この玄米を精米機で処理してもらいました。
何かダイヤルのようなものをひねることで「白米」と「七分づき」を切り替えできるようです。
ということで、玄米 1kg ずつから「七分づき」と「白米」に精米してもらったのがこちら。袋にちゃんと書いてもらいました。
値段は玄米 1kg 570円と同じなので、合わせて 1,140円に消費税で 1,231円。
精米したての「新米」を食べること自体、楽しみですし、「白米」と「七分づき」の食べ較べも興味津々です。
そのあたりをご主人に聞くと、
- 「新米」がおいしい、とは一概にはいえない
- 「新米」は水分量が安定していないため、少し置いたほうがおいしい場合もある
- 「七分づき」の違いは食べ続けないと分からないかも
- しばらく続けた後で「白米」を食べると違いが分かる
- そうなると、もう白米には戻れないという人も多い
とのこと。いろんな意味で楽しみです。
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