なんとか 2015年分の「確定申告」を無事に終えましたが、気が付いたら 2016年も 3ヶ月が過ぎようとしています。
いまならまだ「確定申告をどうやったか」の記憶が新しいので、ちゃんと来年どうするか考えておきたいところです。
昨年の反省から今年は事前に準備したい
昨年は確定申告を終えてホッとしてしまい、結局、今年(2016年2月)になるまで確定申告ソフト「やよいの青色申告」を一度も起動しませんでした。
もちろん、そこは 1年目の経験も踏まえて
- 領収書やレシート、各種明細など、必要な書類は保管
- 経費としての支出の内容や金額を随時、手帳に記録
- 交通費などは月ごとにエクセルで記録
などはやっており、確定申告が近づいても慌てることはありませんでした。
それでも、せっかく昨年かなり「理解できたつもり」の確定申告ソフトを 1年近く使わなかったことで、今年は結局、
昨年はどう使ったっけ?この勘定科目はどれにしたっけ?手数料の処理ってどうするんだっけ?
と「使い方」を思い出すのにひと苦労しました。
そこで今年は忘れないうちに「来年の仕込み」をしようというわけです。
いい機会なのでクラウド版に乗り換えたい
まず、パッケージ版「やよいの青色申告」を続けるかですが、メリットには
- 2年で独特の使い方も分かり、操作にもある程度は慣れた
- 「繰越処理」をすれば 2016年度会計はすぐに始められる
- 追加した補助科目や設定した家事按分なども引き継げる
などがありますが、一方で
- 「やよいの青色申告17」へのバージョンアップは有償
- クラウド版は複数のパソコンでインストールなしで使える
- クラウド版で自動取り込み&自動仕分けに再挑戦したい
という状況もあり、クラウド版への乗り換えを決めました。
現在はパッケージ版でも自動取り込み&仕分けはできますが、当初はクレジットカードに未対応とか「MoneyLook」経由とか分かりにくくて使いませんでした。
そのため、これまで 2年はすべて手入力でしたが、それなりに楽しみながらやってきました。
とはいえ、そろそろ楽をしたいので「クラウド版」では最初から自動取り込み&自動仕分けを導入したいところです。
実は「freee」は独立した初年度、並行して契約して利用していました。もしも「やよいの青色申告」が使いこなせなかったときの予防線のためです。
そのときに「freee」の自動取り込み、自動仕分けの便利さは実感できており、「やよいの青色申告」とほぼ同じことができる手応えもありました。
さらにサイトの操作性もよく、そのままメインにしてもよかったのですが、最終的な確定申告での利用には
「やよいの青色申告」できちんとやりました
というブランドを取りました。
どちらにせよ初年度は「やよいの青色申告」と「freee」の二重チェックしたので間違いはないぞ!という自信にもなりました。
「やよいの青色申告オンライン」に挑戦
そんなこんなで「やよいの青色申告オンライン(やよい)」に申し込みました。
結局、「freee」ではなく「やよい」にした理由は
- 「freee」月980円で「やよい」年8,640円(月720円)
- しかも「やよい」は初年度(2016年分)は無料
- パッケージ版データとの整合性もとりやすいはず
といったところです。まあ、ほぼ同じことができるなら継続利用を考えると月260円は重要です。
そして初年度無料は「freee」など競合への対抗には有効でしょうね。
なにより確認したかったのは自動取り込み&自動仕分けの「スマート取引取込」機能です。
早速、設定してみました。
事業用にしている「みずほ銀行」の口座と「ヨドバシ」のクレジットカードにはちゃんと対応しています。
https://www.yayoi-kk.co.jp/smart/d_file/financial-list.pdf
ヨドバシのカードは 「ゴールドポイントカード・プラス」。
設定後、自動取り込みと自動仕分けの動作も確認しました。
ここさえ確認しておけば、来年になって慌てても 3ヶ月以上は古いデータを取得できない、といった失敗もないはずです。
ざっと操作して、いくつか入力してみた感想ですが
- ひと通りパッケージ版と同様のことはできそう
- ブラウザーで Chrome が使えないのが不便
- 動作は「freee」と比べるとモッサリしている
- ショートカットキーなどはパッケージ版が便利
- 個々の取引にメモ書きを入力できる項目が欲しい
といったところですが、とりあえずは問題なく使えそうです。
これから月 1回くらいは時間を取って、月ごとに数字を確認しながら必要な入力作業をしていきたいものです。
来年の確定申告が一気に楽になると期待しています。
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