独立して自宅で働くようになり、今年の 8月は、ほぼ毎日、エアコンをフル使用したので、どれだけ電気料金が跳ね上がるか心配していました。
昨日、東京電力より「電気ご使用量のお知らせ」票が届き、結果として、2014年8月の数字は以下の通りとなりました。
- 使用期間 7月28日~8月26日(30日間)
- 請求金額 10,883円(消費税806円)
- 使用量 354kWh(従量電灯B、40A)
1万円は超えましたが、1万 2千円はいくと思っていたので少しホッとしました。
ただ、これだけでは比較にならないので、以前、申し込んでいた東京電力の「でんき家計簿」で使用量グラフを表示させてみました。
赤い折れ線グラフが「同じ契約容量の利用者の平均使用量」ということなので、私の使用量は突出しているわけでもなさそうです。
※ 冬はガス暖房なので、そこは抑えられているようです。
それでも当然ですが独立した今年の 5月から電気使用量は増えています。
このグラフだけ見ると、7月に比べて 8月は使用量が抑えられているようにも見えますが、実際は検針のタイミングで使用日数が違っています。
そこで日割計算を加えたのがこちら。
7月はエアコンをあまり使っていないので、エアコン利用により 1日当たり 1.6kWh、約50円増えている計算になります。
さらに比較のために、ここ 3年の 8月の数字も表にしてみました。
リビングで 15年使っている 10畳用エアコンをほとんど使わず、仕事部屋の 6畳用エアコンに切り替えたこともあり、使用量はさほど増えていない感じです。
そこで、ついでに省エネ製品買換えナビゲーション「しんきゅうさん」を使ってエアコンによる差を比較してみました。
この 8月の条件(1日10時間)でずっと使ったとすれば、年間約 45kWh、約 990円の節約となる計算です。
しかし実際には夏しかエアコンは使わないので、この10分の 1程度の節電、節約にしかならないと思われます。
一方、東京電力の電気料金自体が毎年1割ずつ上がっており、そのため多少、節電しても料金的には焼け石に水の感じです。
あとは 18年以上、使っている冷蔵庫やブラウン管テレビを買い替えるのか、そしてパソコンやデュアルディスプレイなど仕事道具の使用電力についても個別に考えていかないといけません。
再度、「しんきゅうさん」で冷蔵庫を買い替えたとしてやってみました。
どうやら冷蔵庫のほうが、毎日使うので効果がありそうです。中身を一掃した冷蔵庫、これを買い替えるかどうかは悩みどころです。
せっかくなのでテレビも比較しておきました。
28型のブラウン管テレビを 50V型の液晶テレビに変えても、そこそこ節電になるのですね。
さて、いままでもエアコンの室内温度設定は 28度にするなどで、それなりに節電意識は持ってきたつもりですが、ここまできちんと数字で考察したのは初めてです。
8月は 1日約360円も電気を使っているという感覚が分かっただけでも収穫です。
個人事業活動によって増えた分も考慮して光熱費をなんとか按分計算して、一部を「経費」として処理できると考えています。
そのためにも、さらに考察を続けていこうと思います。
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