ふるさと納税記念品「新米コシヒカリ 15kg」が届いたのが昨年 10月でした。
- 茨城県境町ふるさと納税記念品「新米コシヒカリ 15kg」が届きました!(2015/10/11)
実質 700円で 8カ月分のお米が手に入った
それを今週の頭にすべて食べきったので、ひとりで約 8ヶ月をかけて 15kg いただいたことになります。
これほどのお米を実質負担 2,000円で得られたわけですから、家計としては大いに助かったことになります。
正確には、お米以外にも「梅干し」と「農園セット」も入手したので、実質の負担は 700円という計算にもなります。
つまり「ふるさと納税」は、それ相応の納税をしている人は利用しないともったいない制度なのは実感できました。
それでも米の消費に 8ヶ月はかかりすぎ
では、また追加で同じく 15kg のお米を「ふるさと納税」で入手したいかといえば、残念ながら答えは「ノー」です。
つまり、ひとり暮らしに 15kg は多過ぎで、消費に 8ヶ月はかかり過ぎということです。もちろん家族、特に子供がいれば話は別ですけど。
何がいいたいのかといえば「新米コシヒカリ 15kg」が届いた直後は、驚くほど炊き立てのごはんがおいしかったということです。
わが家の古い炊飯器でさえ、炊き立てはふっくらモッチリしていて、感動するほどのおいしさでした。さすがは新米!とうなったものです。
ところが徐々にモッチリ感は減ってきて、特に 10kg 袋も最後のほう(半年過ぎた頃)になると炊き立てでも、さほどおいしく感じなくなりました。
ここでやっと 精米してからの期間も非常に大事ということを痛感したのです。
精米されたお米は玄米に比べて遥かに酸化しやすいということ。酸化が進むとあのモチモチとした粘り気が失われて固くなり、それに伴って味もガタ落ちになってしまいます。
これまで 15kg なんて量のお米を一度に買ったことがなかったので、消費にかかる期間のことまで頭が回らなかったわけです。
でも、いまは同じお米を 8カ月、食べ続けたので分かります。おいしく食べたければ精米後はできるだけ早く消費すべきだと。
お米は高温多湿に弱く、温度が高いとお米の酸化が進み、湿度が高いとカビが発生しやすくなります。気温が高くなる春から夏にかけては精米後1ヵ月以内、秋から冬なら、精米後2ヵ月以内を目安に食べきるのがおすすめです。
密閉できる保存容器に入れ、野菜室で保存しているのですが、それでも精米後2ヵ月以内を目安にはしたいですね。
精米したての「ゆめぴりか」はおいしいか
なにはともあれ、お米が切れたままでは困るので近所のスーパーで買ってきました。せっかくなので食べたことのない「ゆめぴりか」を選んでみました。
5kg で 1,920円(税込)は決して安くはありませんし、当然、新米でもありませんが、精米は 1週間前です。
早速、3合を炊いてみましたが、久しぶりにふっくらと炊き上がりました!
そして、実際にいただいてみましたが、とてもふっくらモッチリとおいしいです。
「新米コシヒカリ」を最初に食べたときの、あの感動が戻ってきました。「ゆめぴりか」自体も、おいしいのかもしれません。
ひとり暮らしだと 5kg でも多いかも
私の場合、これまでの消費量から 5kg のお米でも 2ヶ月以上かかるはずです。
コスト的には同じ米なら 2kg より 5kg、さらには 10kg のほうが 1杯あたりは安くなりますが、やはり、自宅でもおいしいごはんが食べたいです。
今回の「ゆめぴりか 5kg」は、もう買っちゃったので、このままいきますが、この「次」はどうしようかと考えています。
最近ではコーヒーもおいしく飲むために「焙煎したて」の豆を 200g 買って、それをいつも「挽きたて」で淹れて、豆は 2週間以内に消費しています。
同じように、お米も 1kg 単位で精米したてのものを都度、買えるなら、それが一番、おいしいはずです。もっといえば自宅で都度、精米するのが…。
自宅で料理を始めて感じるのは、やはりごはんが基本ということです。少し割高になっても、そこでケチってどうする、という感じです。
1ヶ月くらいは「ゆめぴりか」もおいしいと思いますので、それ以降、どんな感じで味が変化していくのが気にしながら食べてみようと思います。
コーヒーと同じように、1kg ずつ、毎回、いろんな銘柄を試すというのもアリなのかもしれませんね。
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