いよいよアイリスオーヤマの「IH炊飯器 RC-IA30-B」でお米を炊いてみます!
このための新米「ミルキークィーン」2kg
炊飯器 RC-IA30-B のスペックや第一印象、IH調理器の実力については以下の記事を参考にしてください。
そんな RC-IA30-B ですが、炊飯器としての最大の特徴は何といっても「銘柄量り炊き」にあります。
31 もの銘柄に対応していると聞いただけで、オラ、ワクワクするぞ!
そのためにも今回、新米の「ミルキークィーン」を 2kg 購入しました。
そして従来の象印 5.5合 IH炊飯器でも事前に炊いて、比較もバッチリ!?
どれくらい違うか、楽しみが膨らみます。
31銘柄といっても 6つの選択しかない
31銘柄というから細かい設定はどうするのかと思ったら、結局、表示されている 6種類の中で分類されているだけのようです。
確かに 30種類以上も細かく分類できるとも考えにくいですが、やはり「31銘柄」とうたっているので少し残念な気も。
取説をみると「ミルキークィーン」は「ヒノヒカリ」グループとのこと。
では、31銘柄に乗っていない、たとえば「晴天の霹靂」はどうするかというと
表にない銘柄は、標準で炊飯してみてください。
というのがちょっと寂しいです。分類の理由も紹介して、表にない銘柄でも 6分類できるようにして欲しかったです。
気を取り直して、今回は「メニュー」で「白米 新米」を選択、「米銘柄」は「ヒノヒカリ」、「かたさ」は「標準」で設定。
変更するまで、この設定は記憶されるようです。
いよいよ「量り炊き」のための「計量」
ふたを開け、空の内釜を入れた状態で「計量」ボタンを押します。
すると表示は「0g」となります。
付属の計量カップは「1/4」と「20cc」刻みで目盛りが付いています。
とりあえず今回は「擦り切り」 2杯で 2合を炊いてみます。
1杯目で 155g と表示されました。
内釜や炊飯器上部に手が触れると数値が変動します。「計り」なので当たり前か。
2杯目を足すと 315g。つまり 2杯目は 160g あったということになります。
とはいえ、5g 単位なので精度はそれほどではありません。
ここで軽量ボタンを押すと、入れる水の量に表示が切り替わります。
でも、すぐここで水を入れるのではなく、お米を研ぐわけです。
水の量のコントロールは「5cc」単位
内釜を取り出すと「2合」を入れた状態はこんな感じ。
そのまま内釜を使って、いつものように研いでみました。
これを炊飯器にセットすると、入れる水の表示が「250cc」になりました。
そこでまずは 200cc を投入。すると「60cc」と表示が変わりました。
表示は 5cc 刻みのようです。
残りの水を少しずつ足そうとすると、50cc を切る頃にピッピッと音が鳴り始めました。
30cc を切ったあたりで音が高く間隔も短くなりました。
そしてあと 5cc になったとき、もう少し足そうと思ったら音が鳴りやんで「OK」表示が出ました。
これでは「ピッタリ感」が出ないのですが、とりあえず「OK」ということで。
内釜の目盛りを確認してみると、ほぼ「白米 2」くらいになっています。
なので「2合」や「3合」といった切りのいいお米の量なら目分量でも構わないかもしれません。
今回の設定では炊飯の時間は 65分
あとはフタを閉めて「炊飯」ボタンを押すだけ。
この炊飯器では「浸水」は炊飯時間に含まれていると理解しています。
そこで今回は「炊飯」する前に別途「浸水」時間は設けませんでした。
「炊飯」ボタンを押すと、すぐに「あと 65分」と表示されました。いままでの炊飯器が 45分程度だったので、やはり「浸し」の時間込みなのでしょう。
1分ほどで「ウィーン」とファンの音がして炊飯が始まったのが分かります。
所定の時間が経つと「ピピー」という電子音が 4回鳴りますが、少し音は小さめに感じました。吹きこぼれなどもなく無事に炊けたようです。
「保温」に切り替わり、表示も「保温 0 時間」となります。
炊きあがりはふっくら&もっちり
炊きあがりの様子がこちら。ふっくらとたけた感じです。
ササッと撹拌します。手応えからも「もっちり感」は分かります。
ちなみに従来の炊飯器で炊いたときは、水分が多かったのか「ふっくら」より少し「しっとり」した感じでした。
そして茶碗によそってみたところ、
ちゃんと米粒がひとつひとつ立って、芯などは残っていないけど弾力も感じる食べ応えです。噛むと粘りと甘みがあります。
感動!とまではいきませんが、いままでの炊飯器では出せなかった「もっちり感」が楽しめます。
厚釜のおかげなのか、銘柄炊きのおかげなのかは分かりませんが、アイリスオーヤマの「IH炊飯器 RC-IA30-B」は合格点といってよいでしょう。
しばらくは、いろんな銘柄を炊くのが楽しみです。
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