SIMフリーの iPhone 6s を Apple に直接、注文したところまでは紹介しました。
格安SIM を選ぶときに悩んだ 3つのポイントとは
SIMフリーにしたことで格安SIM の選択肢が多すぎて悩むこととなりました。
悩んだポイントは以下の 3つです。
- そもそも音声通話機能(携帯電話番号)は必要か
- ZenFone 2 で使用中の BIC SIM をどうするか
- せっかくならほかの「格安SIM」も試してみたい
どれも些細なことですが、組み合わせがいろいろ考えられるので困ります。
特に現在は「話題のスマホ」の登場もあって、格安SIM を提供する企業が様々なキャンペーンを展開中で悩ましいわけです。
そこで、ポイントをひとつひとつ潰していくことにしました。
そもそも音声通話機能(携帯電話番号)は必要か
私は 2009年に iPhone 3GS を購入するまで自分の携帯電話は持っていませんでした。私用で携帯電話を使うことがほとんどなかったからです。
ところが当時は Twitter が面白くて、どこでも利用したい、さらには iPhone 自体にも興味があるという理由で iPhone 3GS を購入したわけです。
- iPhone 3GS にチャレンジ – デジタル商品にひとこと(2009/8/24)
結果、Twitter で本を執筆するまでになったのですから大いに満足しています。
その当時、iPhone を買うにはソフトバンクで携帯電話の契約をするしか選択肢はなく、そのときに仕方なく携帯番号を取得した記憶があります。
それから 6年、au に乗り換え iPhone 5s になっても電話機能はほとんど使っていません。だからこそ今回、携帯キャリアからの「卒業」を決めました。
では格安SIM に音声通話機能が必要かといえば、やはりあまり使わないでしょう。データ通信だけなら料金も安く、乗り換えの自由度も大きいので悩みどころです。
それでも、たま~に仕事の電話がかかってきます。テレビ局の方にも記録されている番号なので変えると機会損失だし、残しておくべきとも思うのです。
結論としては、自分からは滅多にかけないので「月700円プラス」程度なら付けておいてもいいのかな、と判断して
ひとまず「音声通話機能付き」SIMにする
ことにしました。
ZenFone 2 で使用中の BIC SIM をどうするか
BIC SIM の導入で ZenFone 2 を外出先でも使え、モバイルルーターにもなっているので合格点は与えられます。
- ZenFone 2 に格安SIM「BIC SIM(IIJmio)」を挿入して LTE(4G)接続してみました
- Zenfone 2 で「モバイルWi-Fiアクセスポイント」を設定してパソコン(Surface Pro 3)とテザリング
先日も大阪の実家でモバイルルーターとして活躍。高額な PocketWiFi から切り替えてよかったと実感しています。
それでも結局、持ち歩くのは iPhone 5s で、ZenFone 2 は Android端末としての検証も終わって、ほぼデスク上の固定端末となっています。
現在、BIC SIM(IIJmio)は「ミニマムスタートプラン(3GB 900円)」ですが、通常は月3GB も使わないし、テザリングしない月はもったいないです。
そこで考えたのが「ミニマムスタートプラン」を「ファミリーシェアプラン」に変更して、音声通話機能付き nano-SIM を追加して iPhone 6s に使う方法です。
これだと ZenFone 2 でデータ通信をほとんど使わない月も iPhone 6s で使えるし、トータル 10GB までとなれば細かく容量を気にしないでもよくなるからです。
しかし現在、iPhone 5s で毎月、使っているデータ通信料は 1~2GB であり、いまのところ動画などは観ないので合計 10GB はまったく必要ありません。
もし「ライトスタートプラン(5GB 2,200円)」を 2枚の SIMカードでシェアできれば最高なのに、と思ってしまうのです。
それに「ファミリーシェアプラン」にして ZenFone 2 も iPhone 6s も BIC SIM(IIJmio)というのも正直、あまり面白くありません。
特に、もし IIJmio がつながりにくい環境のときは両方ともつながりにくいということになります。
結論としては、やはり 10GB は使わないので
BIC SIM の「ファミリーシェアプラン」への変更はしない
ことにしました。
せっかくならほかの「格安SIM」も試してみたい
たとえば今回、iPhone 6s にしたあとに残った au 版 iPhone 5s に「mineo auプラン」が使えるか試してみたいと考えています。
これがうまくいけば、いざというときは iPhone 6s でも ZenFone 2 でも使える au 回線を確保できることとなります。
しかも「mineo」は現在、6ヶ月間 800円割引のキャンペーンを実施中でデータ通信のみ 1GBコースなら半年は無料で試せます。
あるいは滅多に外出先では使わなくなった ZenFone 2 には「FREETEL SIM」もありだと感じています。
- FREETEL SIM|FREETEL(フリーテル)
これなら使わない月は 299円で済むし、モバイルルーターとして使うときも使用量に見合った料金になります。
結論としては、
「mineo auプラン」を iPhone 5s 用に試してみる
ことにしました。
結局、iPhone 6s で使用する格安SIM は…
長々と書いてきましたが、結局のところ以下のように決定しました。
iPhone 6s には、現在、契約中の BIC SIM(IIJmio)を「ミニマムスタートプラン(3GB)」のまま、音声通話機能付き nano-SIM に交換して使う
ことにしました。
ちょうど「話題のスマートフォン」の発売を見越して IIJmio が「カード交換の手数料(2,160円)を無料」キャンペーンを実施中なので乗っかりました。
昨夜遅くサイト経由で手続きしたので来月頭には使えるはずです。
そして SIMなしになった ZenFone 2 には
iPhone 5s でも使える「mineo auプラン」を新たに購入
することにしました。
実は au の「2年縛り」のタイミングの問題で今月(9月)の MNP 解除は 10,260円の解除料がかかってしまうので、結局は 10月に解除することになります。
それまでは現在の iPhone 5s の au SIM で iPhone 6s を使おうというわけです。
あとは iPhone 6s の到着を待つばかりです。
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