目覚まし時計のアラーム音で強制的に起こされるのをやめると快適になる、と書かれた本を紹介しました。
設定時間に「朝の光」で目覚めるには
ではアラーム音の代わりに何で起きるのかというと「光」を使うのです。
周りがだんだん明るくなって、自然に目が覚めると気持ちよく起きられます。これはまさに夜明けとともに起きる自然な睡眠リズムというものです。
確かにそうだろうな、と妙に納得したわけです。
そこで起きる時間に合わせて徐々に明るくなる目覚まし機能付き「天井灯」を購入することにしました。
寝室は 8畳ほどなので、以下の機種にしました。
アマゾンでも 1万円を越えますが、毎日、気持ちよく起きられるなら、その価値はあります。
ちょうど寝室の天井灯の蛍光ランプが 1本切れており、もう 1本も汚れていて買い替えチャンスでもあったのです。
ほかにも「光めざまし」機能を持った商品はいろいろありましたが、輸入品だったり、2万円以上もしたり、知らないメーカーだったりします。
設置は普通の LED 天井灯と変わらない
早速、段ボール箱から取り出すと、見るからに普通の天井灯です。
一般的な天井の配線器具(ローゼット)に
付属のアダプターを取り付け、
アダプターに本体をカチカチッとセットして
配線したら
カバーをしてできあがり。
複雑そうでいてシンプルなリモコン
付属のリモコンがこちら。下のカバーがパカッと開きます。
複雑そうに見えますが、意外とシンプルです。
- 「白い色 <> 暖かい色(調色)」ボタンで昼光色と電球色のバランス調整
- 「明るい <> 暗い(明暗)」ボタンで明るさ調整
- 「調光」「明暗」ボタンによる最後の設定が記憶される。
- 「点灯」ボタンで「調色」「明暗」で記憶された状態で点灯
- 記憶に関係なく「全灯」「白い光」「暖かい光」「常夜灯」は常に使える
- 「時間設定」で「現在時刻」と「めざまし」時間を設定
- 「おめざめ」は「15分前」「30分前」が選べる
- 「おめざめ」ボタンで機能のオン/オフを切替
最初は刺激の少ない色と明るさで点灯
まずは、すぐ 15分前になる時間に設定して実験してみました。結果、
- 15分前に「電球色」+「暗い」設定で点灯
- 徐々に「昼白色」+「明るい」設定に変化
- 5分前にはほとんどマックスの状態
- 設定時間に電子音のアラームが鳴る
- リモートのいずれかのボタンを押すと止まる
カメラが明るさを自動調整するので分かりにくいですが、点灯時点と最終時点の比較がこちら。
いきなりではなく徐々に明るくなるので、最終時点でもそれほど眩しい!という感じはありません。
それでも上向きになって目を閉じていると、ちょうど天井灯のほうを向くので、まぶたを通じても最終時点はかなり明るさを感じます。
実際に「おめざめ」設定で起きた感想は
購入して 3日間、4:50、15分 設定で試してみました。一応、4:55 に目覚まし時計も鳴るようにしました。
その結果
- 3日とも 4:50 少し前に目が覚め、スッキリ起きれた
- 無理やり起こされた、という感じはまったくしない
- まぶたを通じて明るさを感じたが眩しくはなかった
- まだ眠気は残っているが明るい光で覚醒していく感じ
- 2日目は夢が途中で明るくなって目が覚めた気がする
- 3日目は天井灯のアラームが鳴ったが気に障らなかった
といった感じです。そして何より、起きてからあとも午前中、これまでよりスッキリしていました。思い込みかもしれませんけど。
実際に使ってみると「おめざめ」機能以外でも使える天井灯です。
- 機能はリモコンのボタンで止まるが「おめざめ」はオンのまま
→ 毎晩、寝る前にいちいちオンにしなくても設定忘れがない - 寝室を出るときは壁スイッチをオフで留守中に機能は働かない
- 壁スイッチのオンで前回、消す前の状態で点灯してくれる
- 普通は電球色の暗い状態に設定にして優しくベッドに入れる
まだ 3日目なので、もうしばらく様子を見て何か変化があれば報告しますが、いまのとこと買って大正解でした。
もっと早く買っておけばよかったと感じています。しばらくは毎晩、寝るのが、そして起きるのが楽しみです。
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