林亭の定食に『もう一品』として「きんぴらごぼう」を作ってみました

料理にも次第に慣れてきたので、たとえばチャーハンと味噌汁といった二品だと贅沢にもなんだか寂しく感じてきました。

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実は味噌汁は思い切り具だくさんなので栄養的には問題ないと思うですが、やはり見た目には「もう一品」欲しいわけです。

「きんぴらごぼう」に挑戦

そんなとき「ごぼう」があったので「きんぴらごぼう」に挑戦してみました。

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ちょうど料理本『男子の自慢ごはん』に「しょうが焼き」と一緒に紹介されていたので参考にしました(p.53)。

このレシピだと「ごぼう」以外は、ゴマ油、赤唐辛子、酒、みりん、しょうゆ、白いりごまと、いまやキッチンに常備しているものばかりです。

ごぼうを包丁で「ささがき」

レシピによると、まずは「ごぼう」を削るとのことですが、ピューラーでやってもよかったのですが、せっかくなので包丁でやってみました。

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本のアドバイス通り、縦に数本、切り込みを入れました。

 

水を入れたボウルに削り入れると「あく抜き」にもなるということで、ひたすら「ささがき」です。

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鉛筆を削るみたいで意外と楽しかったのですが、結構な長さで最後のほうは手が疲れてしまいました。

 

ごぼうを水につけている間に「酒:みりん:しょうゆ=2:2:3」で調味料を合わせておきました。

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ところで「きんぴら」の意味は?

そもそも「きんぴら」の定義はなんだろうと検索してみました。

ここで意味は

千切りにした材料を炒め、砂糖・醤油で煮て、唐辛子で絡みをきかせた料理

とありました。「千切りにした材料」「唐辛子で絡みをきかせた」あたりがポイントです。確かにニンジンが入っていることも多いですよね。

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そして「きんぴら」の語源は、あの「金太郎(坂田金時)」の息子という設定の「坂田金平(きんぴら)」が強くて勇ましく

ごぼうの歯ごたえや精がつくところ、また唐辛子の強い辛さが坂田金平の強さに通じることから「きんぴらごぼう」という料理の名前が生まれた

のだそうです。ホンマかいな、そうかいな、というお話。

炒めてそのまま煮る感じ

さて、料理の続きです。ごぼうをザルに上げ、水気を切ります。

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赤唐辛子を加えてごま油で炒めます。

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合わせ調味料を加え、汁けがなくなるまで炒め合わせます。

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この作業が「煮る」ことなのでしょう。

 

白ごまをふってからめてできあがり。

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ピリ辛でごはんにピッタリ!

器に淹れたら「きんぴらごぼう」の完成です。それっぽいです。ごぼうのシャキッとした感じも香ばしさも残っており、上出来です。

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この日は同時並行でシチューを作りましたが、ごはんとシチューに「きんぴらごぼう」が増えただけで一気にリッチな感じになりました。

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調子に乗ってビールも付けてみました。

 

炊き立てのごはんにもピッタリ!ちょいとピリ辛なのがいいです。

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残りはジップロックに入れて冷蔵庫で保存。数日はいけると思います。

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こういう「もう一品」を数種類、作れるようにしたいですね。

 

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