2014年に個人事業主になってから 3年連続で確定申告は「国税電子申告・納税システム(e-Tax:イータックス)」を利用しています。
一度やったらやめられない e-Tax
とにかく「電子申告(e-Tax)」は一度やったらやめられません。
- 申告期間中は土日、深夜でも24時間、作成や送信ができる
- 申請書提出で税務署に出向く時間や郵送する手間が省ける
- 「源泉徴収票」「控除証明書」などの提出を省略できる
- 申告期間中に記入ミスや漏れに気づいたら再送信できる
少し面倒なのは最初の手続きと設定くらいのものです。
- 「個人事業の開業・廃業等届出書」と同時に「所得税の青色申告承認申請書」を出しておくこと
→ 「所得税の青色申告承認申請書」の書き方と記入で悩むポイント - ICカード読み取り機の購入(PaSoRi)の購入
→ 「PaSoRi(パソリ)」で電子マネーの残高や利用履歴を確認 – パソコントラブルQ&A - 「電子証明書発行新規申請書」と電子認証に使うカードの申請と取得
→ e-Tax(イータックス)で確定申告するために住民基本台帳カードを作成 - 「国税電子申告・納税システム」による入力作業
→ 「e-Tax(イータックス)」による確定申告のメリットと注意点
こうやって並べると大変そうですが、一度やってしまえば 2年目以降は最後の入力作業だけです。
住民基本台帳カードの電子証明書が期限切れ
そんなこんなで独立して最大の心配事だった確定申告ですが「e-Tax」による「青色申告」で無事に完了しています。
e-Tax のためだけに取得した「住民基本台帳カード」ですが、カード自体の有効期限は 2024年まであります。
ところがカードに付帯した「電子証明書」は 3年が有効期限であり、今年 2017年6月 に切れてしまいました。
まあ、e-Tax で 3回使えたからよしとしましょう。
せっかく作った「住民基本台帳カード」ですが「電子証明書」の更新はできず、次回からは「マイナンバーカード」が必要となります。
分かってはいながら、面倒なのでしばらくそのままにしていました。
マイナちゃんからハガキが届いた
そうこうしていると先日、マイナちゃんからハガキが届きました。
正確には「地方公共団体情報システム機構」からのハガキですが、要するに
住民基本台帳カードの電子証明書の有効期限満了のお知らせ及びマイナンバーカード交付申請のご案内
ということです。
そこで観念して市役所に出かけようとして、出発前にハガキを確認すると、申請は市役所ではないことを知って苦笑いです。
郵送でなくてもパソコンからでもできるようになっているのですね。しかも写真はスマホで撮った画像ファイルをアップロードすればいいのは助かります。
パソコンによる申請は 15分で済んだけど
とりあえず市役所に行くことを考えればパソコンでできるのはありがたいです。
規約を読んで、申請書ID と メールアドレスを入力して、アドレスに届いた認証 URL で戻って写真を撮り、生年月日を入力して『電子証明書の発行希望』を確認、必要事項を入力して申請完了です。
そのあと、マイナンバーカードはどうなるのか確認したら
1か月後、自宅に届くのではなく、
結局、市役所へ取りに行く必要がある
のですね…。やれやれ。
確かに「住民基本台帳カード」でも電子認証の暗証番号は市役所の機械で設定した記憶があります。
いずれにせよ、まだ気分的に余裕のある今年中に進めておいてよかったです。来年になって申請に 1カ月もかかると知ったら、きっとソワソワしたはずです。
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