私が大好きなテレビ番組にテレビ東京の「孤独のグルメ」があります。
井之頭五郎は食べ過ぎ?
どのお店も美味しそうなのですが、毎回、どう考えても主人公の井之頭五郎は注文し過ぎだし、食べすぎではないかと気になってしまうのです。
もちろん番組としてはお店で出される料理の品数が少ないと絵にならないので、何品か頼んだ上にさらに追加注文するというのは理解できます。
それでも主演の松重豊さんが細身なので、いくらドラマとはいえ、あの勢いで完食するのを見ていると、ちょっと心配になります。
それにしても、松重さんの美味しそうに豪快に食べる姿と無邪気とも思える楽しげな「心の声」は絶妙です。
そんな松重さんは雑誌のインタビューで
五郎は本当によく食べるので、撮影当日は朝にヨーグルトを食べて内蔵を一番いい状態にして挑んでいます。
と答えています。
一方で、公式ガイドブック「『孤独のグルメ』巡礼ガイド」では
撮影の前日から制限して、当日は朝からなにも食べません。… とにかくお腹のすいた状態で本気で食べるんです。
とも語っています。だからこそ「あの」表情なんですね。
うまいものをたらふく食べることができて「おいしい仕事」にも見えますが、ロケが続くと体調管理が大変そうです。
下戸でご飯が大好きな井之頭五郎。原作者の久住さんはお酒が好きなのに、主人公を飲めないキャラクターにしたところがミソといえるでしょう。
「吉祥寺ランチ」では無理せず
最近、私も吉祥寺でおいしいランチのお店を少しずつ訪ねています。
それでも、とても「孤独のグルメ」のような注文の仕方はマネできません。ほとんど定食だけで十分です。
ちなみに「里の宿」の壁にはグルメレポーター彦摩呂さんのサインがありましたが、現在の彼の体型を見ていると心配になるのも無理ありません。
私は常に朝食を抜いているので、定食に少し足しても美味しく食べられるとは思うのですが、健康のためにも「腹八分目」でやめています。
それに一品を加えるとランチで 2,000円近くになってしまい、それもなんだか「吉祥寺ランチ」の趣旨とは違う気もするのです。
ぶらっとおいしいお店を見つけたい
五郎が食べ過ぎかどうかはさておいても「孤独のグルメ」の次回シーズンがいまから待ち遠しいです。
シーズン1~3で五郎が訪れたお店を紹介するガイド本を買いましたが、どれもチャンスがあれば行ってみたいお店ばかりです。
「ガイド」なのにお店までの地図がありません、そこに辿り着く過程も楽しんで欲しいということで「巡礼ガイド」なのかもしれません。
料理に対する表現なども「吉祥寺ランチ」の参考になりますが、五郎のマネではないオリジナルな語り口にしたいところです。
私もいつかガイドブックやネットで下調べをしなくても「嗅覚」でおいしいお店を見つけられるようになりたいものです。
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