2015年4月から、ビックカメラの格安SIMカード「BIC SIM」で各プランの通信データ量が大幅にアップされます。
- 2015.4.1よりデータ増量!ミニマムスタートプランなら3GBでなんと月額900円(税抜)~!
「IIJ mio」の増量プランをそのまま適用
「BIC SIM」は IIJ が提供するサービスをビックカメラのブランドで販売しているため、IIJ の格安SIM「IIJmio」がすでに4月からのデータ増量を告知していたので連動すると期待していました。
そして、やはり「BIC SIM」も同様にデータ量の増量を発表しました。
- ミニマムスタートプラン 2GB → 3GB 900円/月
- ライトスタートプラン 4GB → 5GB 1,520円/月
- ファミリーシェアプラン 7GB → 10GB 2,560円/月
特にミニマムスタートプランが月 3GBになったのは大きいです。YouTune など動画をガンガン見るような使い方でもしない限り、月 3GBあれば十分でしょう。
「BIC SIM」と「IIJmio」の違い
「IIJmio」のサービスを「BIC SIM」が使っており、同じ値段と容量のプランを提供しているので、どちらを選んでも構わないでしょう。
- BIC SIM(ビックシム)-ビックカメラ.com
- 個人向けSIM・インターネットサービスのIIJmio
一応は差をつけようと「BIC SIM」の契約者は公衆無線LAN「Wi2(ワイツー) 300」を無料で使える特典が付いています。
- Wi2 300 ビックカメラオリジナルプラン BIC SIMご契約者様、無料
ただし「Wi2 300」の「オプションエリア」は使えないようです。
スタートキャンペーンプラン、月額従量プランの方は、一部ご利用になれないエリアがあります。
※2014年4月1日以降にお申し込みいただいた月額定額プランの方はオプションエリアをご利用になれません。
そのため大きな期待はしないほうがいいですが、少なくともマクドナルドで公衆無線LANが使えるだけでもプラスです。
IIJ のサービス自体が魅力的
たとえばニフティの提供する「NifMo」も 4月から IIJ と同程度のデータ容量に引き上げるようです。
さらに「楽天モバイル」も同様に増量ということで、どこの格安SIMサービスも横並びになる可能性が高いです。
でも、どちらも翌月に繰り越しはできません。
要するに IIJmio および BIC SIM は容量以外にも以下の点が魅力です。
- その月に余ったデータ容量は翌月まで繰り越すことができる
- 低速の通信時も「初速バースト」で始めの一定量だけ高速に
- 高速通信と低速通信をいつでもアプリで切り替え可能
「初速バースト」は使ってみないと、どれほど有効かは分かりませんが、期待できる機能です。
なによりも翌月への繰り越しがあれば、通常月は 1GBくらいしか使わない人は、いざというときに 4~5GBくらい使えるのは凄いです。
他の格安SIMにも様々な付加サービスがありますが、「翌月繰り越し」と「初速バースト」はあるとないとでは大違いです。
IIJmio(BIC SIM)の実際の通信速度
通信速度の比較を公平にやるのはかなり難しいと思います。エリア、曜日、時間帯、その他の特殊要因で簡単に変わってしまうからです。
それでも一応、2015年1月以降に絞って検索して探すと以下のような記事がありました。
「IIJmio」「ぷららモバイル」「NifMo」「楽天モバイル」「OCNモバイルONE」の5種類で調査。
渋谷・大手町でのテスト結果を総合して、場所や時間帯にかかわらず安定して通信速度が速かった格安SIMは 1位 楽天モバイル、2位 NifMo。
参考にはするものの、私は渋谷や大手町にはいかないので、自宅周辺や吉祥寺で調べたいところです。
とにかく BIC SIM を導入する予定
実際のところは「使ってみないと分からない」ので、まずは「BIC SIM」のミニマムスタートプランを 4月になってすぐに導入の予定です。
その結果は、また記事にしてご紹介したいと思います。
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