「断捨離」も大詰め。今回は古くなったパソコンやモニターを回収してもらうことで処分しました。
「PCリサイクル」マークがないときは
パソコンやディスプレイに「PCリサイクル」マークがついていればメーカーに電話で依頼すれば無料で回収してくれることになっています。
でも今回、私が処分を決めたのは 10年以上前のパソコン、モニターで、どれも「PCリサイクル」マークはついていません。
そうなると「回収再資源化料金」も 4,000円~ 5,000円が必要で、特にメーカーのない組み立てパソコンなどは「パソコン3R推進協会」に依頼することになります。
金額もそうですが、料金を先に支払う必要があるなど手続きも結構、面倒です。
パソコン回収.com
そこで古いパソコンやモニターでもきちんとリユース、リサイクルして、しかも無料で出張回収してくれるという「パソコン回収.com」を使うことにしました。
運営しているのは「アールキューブ」という企業です。
検索すると同様なサービスはいくつか見つかりますが、サイトが丁寧で分かりやすかったのも決め手です。
着払いで送る回収方法もあるのですが、台数も多く、特に大型のブラウン管モニターを送るのは面倒なので出張回収をお願いしました。
一応、調べると「ISMS / ISO27001」「古物営業許可書」「産業廃棄物収集運搬の許可業者」 など許認可も明示してありました。
念のため ISMS のサイトからも確認しておきました。
取得は 2008年 で間違いなさそうです。
グーグルマップのストリートビューで本社も確認できます。
こんな記事もありました。
なぜ無料にできるか、詳しく紹介されています。
XPサポート終了で依頼が急増
6月2日に「パソコン回収.com」に電話したところ、出張は 6月10日になるという回答がありました。無料で出張回収してくれるのであれば 1週間くらいは待てます。
当日の11時ごろに「13時から15時の間に到着」と電話があり、実際の到着は 15時を過ぎましたが、15時前に「少し遅れます」と電話があり、しっかりした対応だと感じました。
やってきたスタッフはきちんとアールキューブのユニフォームを着ていました。許可をいただいて後姿ですが写真に撮らせていただきました。
すでに10件近く回収したとのことでシャツは汗だくでした。
スタッフの方に聞いたお話によると
- Windows XP のサポート終了(4月9日)以降、回収依頼が急増している
- 依頼のあるなしに関わらず、すべてのパソコンはデータ消去している
- 比較的新しいパソコンはリユースしたり、部品を転用や転売できる
- 古いパソコンはレアメタルや貴金属が多く使われているので採算は合う
- 今日も 15件の訪問で、住所がバラバラなので約束より到着が遅くなった
ということでした。
データ処理もしっかり
データ消去の書類も発行してもらえるそうですが、とりあえず私はハードディスクを抜いたので、そのまま回収してもらいました。もちろん無料です。
回収車にはパソコン、モニター、プリンターなど所狭しと詰め込まれていました。
ロゴをペイントした専用車もあるそうですが、今日乗ってきたのは回収が増えたために増車した一台なのだそうです。
きちんとリサイクルしながら無料で回収してもらえるのはありがたいです。
私はハードディスクを本体から抜きましたが、すべての回収したパソコンは必ず、消去工程に流し、メディアがあればデータ消去か破壊をしているそうです。
費用面だけでなく、データをきちんと消去して欲しいときにも使えそうです。
あとは「本」を残すのみ
さて、パソコンラックも空っぽになったので、うまく活用して仕事部屋にしていきたいと思います。
あと「断捨離」は大量の「本」を残すのみという感じで、もう一息です。
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