昨夜、「国税電子申告・納税システム(e-Tax:イータックス)」を使って確定申告に必要なデータを無事に送信することができました!
はじめて「e-Tax」を使った感想
まずは「e-Tax」を使って、はじめて確定申告のデータ送信を完了した私の「現在」の感想は
事前準備は少し面倒でしたが、こんな便利でメリットのあるシステムを使わない手はありません!
ということです。
「事前準備」に関しては、以下のページでも紹介しています。
確かに面倒でしたが「e-Tax」のメリットを実感するとやっていてよかったです。
また「ICカードリーダー」の購入は Suica など電子マネーの残高や履歴の確認やチャージにも使えます。
これもまた、事前に買っておいて正解でした。
「国税電子申告・納税システム」の使い心地
この「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」がはじまったのは 2004年です。きっと10年の間にシステムは改善、充実してきたのではないでしょうか。
特に「システム」として以下の点が使いやすかったです。
作業中の画面上部に常に作業フローが表示されている
いまどの段階まで進んでいるか分かるし、それ以前の段階にクリックで戻ることもできます。
各ステップで「入力データを保存する」ことができる
各作業ページの一番下に「入力データを保存する」ボタンがあり、できたところまでの入力データを保存できるので安心して作業できます。
作業の途中で別の用事が入っても、あとで保存データから作成再開できます。
ちゃんとデータ送信できたかどうかの確認が確実
送信直後に画面上で「電子申告等データを受信しました」と表示されるだけでなく、その履歴が「メッセージボックス」で確認できて安心できます。
さらに送信したデータの内容を再確認することもできます。
はじめて使うシステムでは「入力データが途中で消えないか」「ちゃんと送信できて受付られたか」「送信データが間違ってないか」など不安がつきものです。
そういった心配にきちんと対応する優れたシステムだと感じました。
「e-Tax」で確定申告するメリット
人によっても違うと思いますが、私が実際に使ってメリットと感じたのは
- 申告期間中は土日、深夜でも24時間、作成や送信ができる
- 申請書提出で税務署に出向く時間や郵送する手間が省ける
- 「源泉徴収票」「控除証明書」などの提出を省略できる
- 申告期間中に記入ミスや漏れに気づいたら再送信できる
といったところであり、どれも非常に助かります。
たとえば私がデータ送信したのは深夜でしたが受け付けてくれました。
おかげざまで、あせらずにゆっくり作業できました。
さらに私の場合、1回目の送信後にデータの間違いを見つけ、再送信しましたが、最新のものが受け付けられ、その履歴も確認できました。
この申告期間内なら訂正した申告データを再送信できるのは、はじめて e-Tax で確定申告する人には最大級のメリットではないでしょうか?
申告期限内であれば訂正後の申告データを作成し、送信してください。特に、訂正したデータを送信した旨を税務署に連絡する必要はありません。
はじめての申告では「間違ったらどうしよう」と心配になるのが人情です。申告期間内なら修正できるとなれば送信も気楽にできます。
ほかにも源泉徴収で納め過ぎた税金が戻ってくる「還付」までの期間が短いメリットもありますが、私のように戻ってこない利用者には関係ありません。
「e-Tax」を使うときの注意点
実際に使って私が気になったのは以下の 3点です。
- パソコン操作が苦手な人にはそれなりに難しい
ネット通販でショッピングができれば大丈夫だと思いますが、パソコン操作は苦手という人には事前準備などはそれなりに難しいでしょう。 - 「入力データを保存する」ファイル名が同じ
各段階で何度も入力データを保存すると同じ名前のファイルがたくさんできるので、名前に自動で日時が含まれるといった機能が欲しいです。
※上書きしてもいいのですが、最初は不安なものです。 - パソコンに慣れている人でも動作環境に注意
動作確認されていない Google Chrome を使っていたら作業の途中で閉じてしまいました。やはり素直に推奨環境で実行したいところです。
いずれもメリットの大きさと較べたら大した問題ではありません。とはいえ、事前準備についてはもっと簡単にできるように改善して欲しいです。
最後のチェックして最終日を迎えます
とにかく、まずは確定申告期間内(平成27年2月16日から3月16日)に申告データを送付できて良かったです。そして「なにしろパソコン編集長」としてパソコンを使った「e-Tax」で申告できて満足です。
とはいえ、はじめての電子申告なので、正直、本当にこれでよかったのかな?という心配な部分は残っています。
この週末に最終チェックして、必要であれば申告データを再送信して完了したいと思います。
これで来週からは本格的に 2015年の活動に集中できそうです。
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