一度やって慣れると病みつきになる「ひとりカラオケ」の様々な効用

ひとりでカラオケに出かけたキッカケは、とにかく大好きだった西城秀樹さんの歌を心ゆくまで熱唱したかったからです。

それから 2ヶ月が経過しましたが、いまでは週2回のペースで「ひとりカラオケ」を楽しむようになりました。

これほど安上がりなレジャーはないかも

ひとりでカラオケなど行ったことはなかったので最初は勇気がいりましたが、吉祥寺にあるカラオケ店をひと通り巡ってすっかり慣れました。

どこのお店も「ひとりカラオケ」を楽しんでいる人がたくさんいて、恥ずかしがることも躊躇する必要もまったくないことがよく分かりました。

 

そして現在は最もリーズナブルな「歌広場 北口駅前店」に落ち着いています。

吉祥寺の駅前で 2時間、歌い放題、ソフトドリンク飲み放題で 500円しません。

これほど安上がりで手軽なレジャーはほかにないかも。

歌が好きなら「ひとりカラオケ」の効用は無限大

5月に初めて「ひとりカラオケ」をしてから、2ヶ月ですでに 10回以上になりますが心から楽しんでいます。

  • 心置きなく大声を張り上げて歌える
  • 個人的に好きな曲だけ選んで歌える
  • うろ覚えの曲も練習できて楽しめる
  • ギリギリの高音や裏声も練習できる
  • 着実に歌がうまくなっている気がする

せっかくなので、少し詳しく書いておきましょう。

心置きなく大声を張り上げて歌える

私は声量があるほうなので自宅でまともに歌うことはできません。なので「絶唱」型のヒデキの曲を心ゆくまで歌える環境があるのはありがたいです。

音は漏れていると思いますが、隣の部屋からも漏れているのでお互い様です。

当初はすべてヒデキの曲でしたが、2時間以上、これだけ大きな声で歌い、踊り続けても文句の出ない場所はカラオケしかないでしょう。

個人的に好きな曲だけ選んで歌える

いまもヒデキの曲が中心ですが、CD や DVD を追加で買ったこともあり、着実にレパートリーが増えています。

「エンドレス・サマー」もお気に入りです。前から知っていた曲ですが、実際にヒデキが歌う DVD を観て自分でも歌いたくなったわけです。

あまりにも極端な選曲ですが「ひとりカラオケ」なので問題ありません。

うろ覚えの曲も練習できて楽しめる

ヒデキのヒット曲で、しかも私が得意な歌ばかり選んでいても進歩がないので、毎回、少しずつ歌ったことのない曲も試しています。

当然、手探り状態で歌うので人に聴かせられるレベルにはありません。でも「ひとりカラオケ」なら何の気兼ねもいらないわけです。

前回は「2Rから始めよう」を歌ってみましたが、なかなか節回しが難しいです。でも、いい曲なのでレパートリーに加えられそう。

できればシングル曲はひと通り、歌えるようになりたいかも。

ギリギリの高音や裏声も練習できる

ヒデキの曲は私のキーよりも高いものが多く、原曲キーでギリギリなことが多く「ナイトゲーム」や「走れ!正直者」などは後半、いつも息切れします。

それでも何度も歌ううちにペース配分を覚えてきたのか「ナイトゲーム」はなんとか最後まで歌いきることができるようになりました。

「走れ!正直者」はいまだに厳しいですが、それでも、あと何回か練習すれば歌いこなせそうです。

 

それと現在はヒデキの曲だけでなく、合間にオフコースや小田和正さんの曲も入れていますが、どうしても裏声を使う必要があります。

私の裏声は声量が乏しく、息漏れも大きくて魅力的な声にはなっていませんが、それでも徐々によくなってきている感もあります。

着実に歌がうまくなっている気がする

私は学生時代、ギターを弾いて毎日のように何時間も歌っていました。高音は出せないものの、声量にも歌唱にも「それなり」の自信はありました。

しかし社会人になってからは歌う機会も場所も激減して、最近では珍しくカラオケに行っても「数曲で息切れ」する情けない状態でした。

 

もちろん「ひとりカラオケ」を始めて数回も

  • かつて出ていた高音が出せない
  • 数曲歌うだけで息切れしてくる
  • 1時間もするとのどが枯れてくる

といった感覚でしたが、いまではすっかり

  • 以前出ていた高音くらいは出せる
  • 2時間歌っても息切れしなくなった
  • のどの枯れもなく、まだまだ歌える

まで回復したようです。さすがに学生時代ほどの元気はありませんが、50代としてはまずまずではないでしょうか?

このまま続けたら、どこまでうまくなれるか楽しみです。

「ひとりカラオケ」の期待以上の効用を実感

実は歌うこと以外にも期待以上の効用を感じています。

  1. 会話で言葉がスラスラ出るようになった
  2. 思った以上に全身の運動になっている
  3. 音楽への興味が着実に復活してきた

これもちょっと書いておきましょう。

会話で言葉がスラスラ出るようになった

会社員を卒業して個人事業主になってから人と会うこと、さらに会話することが極端に減って、下手をすると1日、誰とも話さない日さえありました。

すると、たまにお店の人などと会話をするときに言葉に詰まったり、声自体が出にくく感じることがあって愕然としたのを覚えています。

 

その後、行きつけのお店などができたり、昨年からは母を東京に連れてきたので「誰とも話さない日」はなくなりました。

とはいえ、母との会話は主に聞き役ですし、相変わらず声はあまり出ていませんでした。

 

ところが「ひとりカラオケ」を始めてからは、しっかり声が出るようになったみたいです。母が私の言葉を聞き返すこともなくなりました。

歌うことで発声の練習となっているのは明らかで、必要なときにはスラスラと言葉が出てきてビックリしています。

思った以上に全身の運動になっている

私は「ひとりカラオケ」の間はほとんど立って歌いますが、当初は2時間も歌い続けると足がつりそうになりました。

しかもヒデキの曲はアクションを付けて歌うことも多いので結構、全身運動になっているようです。

そのためか「ひとりカラオケ」を楽しんだ日の夜はグッスリ眠れます。

音楽への興味が着実に復活してきた

ヒデキの CD や DVD に続いて、小田さんの DVD も購入しました。

もちろん先日の小田さんのライブに感動したのが最大の理由です。

でも、小田さんの曲を「ひとりカラオケ」でもっとうまく歌いたいという欲求もあっての購入です。

 

ヒデキの曲はヘビーローテーションで流していますが、それ以外の曲を聴く機会も間違いなく増えました。

そのうち「ひとりカラオケ」以外にも挑戦

まだまだ「昔の感覚が少し戻ってきた」程度で、人に聴かせるようなレベルではありません。

それでもこのまま「ひとりカラオケ」だけ続けるのもなんだか寂しいので、なにかしら「次」の展開も考えたいと思っています。

たとえばネット経由で「歌ってみました」動画を公開するのもありかも。

とはいえ、好きな歌を好きなだけ歌えるだけで十分に楽しいので、当面は「ひとりカラオケ」を堪能するつもりです。

 

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