「HIDEKI&GORO テイクアウトライブ」の素敵な 2曲を繰り返し聴く中で、すっと心が落ち着いてきた気がします。
著書「ありのままに」と CD「心響 -KODOU-」
そこで、いまなら最後までしっかり読める気がして西城秀樹さんの著書「ありのままに」を購入しました。
これまでも何度か迷ったのですが、気持ちの整理がつかずに買えなかったのです。
そして、せっかくなので一緒に還暦記念アルバム「心響 -KODOU-」も購入。
すでに「蜃気楼」は iTunes Store でダウンロード購入済みですが、新アレンジの曲も聴きたくなったし、なにより手元に CD を持っておきたかったのです。
「心響 -KODOU-」の曲に込められた想い
「ありのままに」の出版時にはまだ「心響 -KODOU-」は販売されていませんが、2012年 9月のコンサートタイトルを「心響(こどう)」としており、
意味としては、みんなに伝えたい心の叫び。蘇ったぼくの心臓が再び動き出した、というイメージもある。歌がへただろうが、脚がよろけようが、僕にはもう一度歌いたい歌がある。伝えたい言葉がある。
と書かれており、この言葉を噛みしめながら CD「心響 -KODOU-」を聴くと、どの曲からも、その言葉、想いがヒシと伝わってきます。
そして、デビュー曲「恋する季節」もバラードにアレンジし直して歌っていることも書かれており
二度目の脳梗塞から立ち上がり、三度目の人生をスタートしたばかりのぼくには、ふさわしい曲目のように思える。もう一度、デビューするつもりでステージに立とう!
この曲を CD「心響 -KODOU-」の最初に聴くとガツンときます。渋いギターのアレンジとヒデキの声が見事に響き合っています。
そして最後が 3,120日ぶりの新曲「蜃気楼」。アルバムの完成度は抜群です。
よくぞ、ここまでのものを残してくれました。ありがとう、ヒデキ。
50歳を越えて腑に落ちる「7.5 の人生」
秀樹さんの 1回目の脳梗塞が 48歳のころで、2回目が 56歳のころ。私ももうすぐ 55歳なので、生活に不自由のない健康な状態をありがたく感じます。
「ありのままに」の中に 「7.5 の人生」という話があり
食事をするときは「腹八分目」と言われるが、健康のためには 7.5分ぐらいがちょうどいい。ましてや僕のように病気をした者にとっては、八分では多すぎる。かといって七分ではもの足りない。だから 7.5分。
とても腑に落ちました。
そして、これから人生後半を過ごす中で大切にしたい思いも受け取りました。
飾らず、隠さず、気どらず、そのままの自分でい続けることが一番かっこいい、といまの僕は思っている。
私が子供の頃、男の子ですら憧れた最高のアイドル。ワイルドで歌がうまく、スポーツも万能でアクションがかっこよく、世界で一番「青春」の似合う男。それがあなたでした。
その元気の塊のような人生後半に、これほどまでの試練が待っているとは。そしてそれを受け止め「そのままの自分」で最後まで歌とともにまっとうした人生。やはり、あなたは私の永遠のアイドルです。
ありがとう、ヒデキ!これからもあなたの歌と一緒に、前を向いて自分らしく人生を歩いて行きたいと思います。
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