コクヨのグライディングチェア「ing(イング)」を 3ヶ月使った感想と改善要望点への応急対応をご紹介

コクヨのグライディングチェア「ing(イング)」を 5月末にアマゾンで購入して約 3ヶ月が経過しました。

Amazon Master カードを作成し、そのポイントも使って 9万円で購入。

さらに購入で「16,842ポイント」付いたので、実質 7万5千円です。

基本的なグライディング機能には満足

さて、まずは最初の感想ですが、基本的な機能には満足でした。

  • デスク作業時の前傾姿勢に合わせて座面も前に傾き、ほどよい角度で止まる
    → 作業時の姿勢が格段に良くなった
  • 作業休憩時の後傾姿勢に合わせて座面も後ろに傾き、背もたれで背中が気持ちよく伸びる
    → 背中を痛める不安なく思いきり伸ばせる
  • 前傾時も後傾時も、同時に左右へのスイングもできて、背骨をグリグリと気持ちがいい
    → ぐるっと腰を回転でき、座りっぱなしを感じさせない
  • 座面は十分に柔らかく、特に座面前部が下に折れ曲がるため太腿裏を圧迫しない
    → 従来あった太腿裏の圧迫感が緩和されて嬉しい

写真では伝えにくいですが、とにかく柔軟に座面が前後左右に動きます。

 

 

これらは事前に「東急ハンズ」で実物を試していたので「期待通り」でした。

基本的には合格点です。9万円の価値はありました。

前傾姿勢時に気になった点と応急対応

ところが使っているときに気になったのが

  • 深く着座したまま前傾姿勢を維持するには太腿で下に押す感覚がある

ということです。これは個人差もあるかもしれません。

 

説明が難しいのですが、座面を前傾させての前傾姿勢にしたときの重心の位置が「少し後ろ」になっているような気がするのです。

そのため前傾姿勢を維持するためには太腿で斜め下前に押すような、ちょっと不自然な力の入れ方をしてしまいます。

やはり仕事中は座っているのを忘れるくらい、自然な感じで座っていないと作業に集中できません。

 

そこで、深く着座したままの前傾姿勢には違和感があったので少し座面に浅く座るようにしてみました。

これで重心のバランスがよくなり、太腿の不自然な力を抜くことができました。

座面に位置調整できるクッションを追加

さらに前傾姿勢を続けるとお尻と座面の接地面にも前後にずれる力がかかるので、それを緩和するためにクッションを追加購入しました。

このクッションは母へのプレゼントで買ったときに、そのほどよい薄さと太腿への負担を和らげる形状が気に入っていたのです。

 

「ing」に乗せるとこんな感じ。座る位置を調整するとき、クッションの位置も調整できるのでいい感じです。

 

背もたれにもクッションを追加

少し座面に浅く座って前傾姿勢にすると背もたれが背中から離れる状態になり、徐々に背中が丸くなってくるので背もたれにクッションを追加しました。

なかなか適当なクッションがなかったのですが、西友で見つけました。

 

この一端を背もたれにくくりつけ、

 

うまく上半分を折り返すようにして

 

こんな感じで背もたれが前に膨らんだ感じです。

 

座面の少し前に座り、前傾して背中を伸ばしたとき、クッションがいい感じです。

この状態で 2ヶ月くらい使っていますが気に入っており、調子もいいです。

応急対応を踏まえての改善要望点

今回の応急対応を踏まえて考えると背もたれの位置を前後に調整できる機能があればいいのかもしれません。

でも、深く着座したまま前傾姿勢をとったときの重心を調整できるようにしたほうがいいのかもしれません。

 

最終的にはイスの開発者ではないので分かりませんが、いずれにせよ「ing」のグライディング機能など基本性能には大満足です。

前傾姿勢時の重心についてもクッションで調整できたので OK です。

 

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