仮想タッチパッドを実現するフリーソフト「TouchMousePointer」はすでに紹介しています。
そして今回、1週間、Surface Pro 3 だけで過ごした中で、このフリーソフトを再評価したことも書きました。
再評価の理由は私の思い込みで、それまで「TouchMousePointer」の便利さを見逃していたということです。
具体的には
「TouchMousePointer」の仮想タッチパッドサイズを小さくすると、その領域内でしか操作できないはず
と勝手に制約をかけていたのです。
でも、実際は
仮想タッチパッド上をタッチしてからドラッグ操作をすると、その領域を外れても指を放すまでは有効
ということに気が付いたんです。
要するに、何度も指を往復させなくても、ポインターをほぼ1~2回で画面の端まで、しかも希望の位置ピッタリに移動できるということです。
これは領域の制限があるタイプカバーのタッチパッドよりも使いやすい場面があるということです。
とにかく Surface Pro 3 は解像度が高い(2160×1440)のに 12インチのため、使うソフトウエアやサイトによっては、アイコンやメニューが小さくなりすぎて、指先のタップではうまく操作できない場合があるのです。
もちろん、画面を拡大するという手もあります。
それでも、都度、画面を拡大するのは面倒なので、ポインターで細かい操作ができるのは有効なわけです。
ということで、Surface Pro 3 をタブレットで使っているときもデスクトップ画面で効率的に操作したい方は、この「TouchMousePointer」を試してみることをおすすめします。
タスクトレイ横の「マウス」アイコンのワンタップで表示、非表示を切り替えられるので邪魔になりません。
利用は自己責任になりますが、私は気に入っています。
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