ヨドバシカメラ吉祥寺でキングジムのポータブック XMC10 が展示されていたので早速、触ってきました。
値段はヨドバシ価格で 99,140円
まずは「9万円前後を想定している」という記事のあった値段ですが、ヨドバシ価格(税込)で 99,140円 となっていました。
10% のポイントが付くので実質 9万円を切る値段となります。
もちろん、もっと安いほうが嬉しいですが、パソコンメーカーではないキングジムとしては頑張った値付けでしょう。
キーボードを折りたたむアクション
とにかく、まずはキーボーがどんな風に折りたためるのかやってみました。
接点を中心に、最初と最後にクイッという感じで折りたためます。
さすがに店頭で店員さんも見ており、バシャバシャ写真を撮る雰囲気ではないので最低限にしました。
思ったよりしっかりとしたカラクリで、なめらかな開閉ができて好印象です。
キーボード入力の感触
キーピッチは横 18mm ということで、フルサイズキーボードの 19mm 前後と比べても健闘しているといっていいでしょう。
まあ、そのための折りたたみですが、広げて入力してもガタツキはありません。
キーを押した感じも、ちゃんとキーボードらしく沈み込んで、クリック感もあるので合格点をあげられます。ストロークは 1.5mm だそうです。
厚み、重さ、液晶サイズは?
背面にインターフェースを揃えたこともあり、それなりの厚みはあります。
キーボード部分もあるので、閉じたときに最も厚い部分は 34mm と結構あります。
重さも 830g で、持ち運びには十分に軽いですが、それでもサイズの割には重いのも確かです。
8インチの液晶画面(1,280×768)は、それなりに小さく感じました。
メモ帳に文字を入力する程度であれば、まったく問題なく使えます。当然、フォントサイズも調整できますから執筆用途なら十分、使えるでしょう。
魅力的だけど中途半端
キングジムという会社が作ったことを考えると、初代でこのスペックは「よくできました!」のレベルだと思います。
ウェブを閲覧したり、メールや SNS を使ったり、ブログを執筆する程度なら十分に使えるでしょう。
とはいえ、たとえば ASUS の 8.9インチ 2 in 1 ノートが 3万円ちょっとで買える中、やはり 9万円は高いと感じます。
もちろん XMC10 のキーボード(の仕掛け)は魅力的ですし、各種外部出力を用意しているのも高評価ですが、もうひと頑張りという感じは否めません。
個人的には SIMフリーモデルが欲しかったので、そのあたりも含めて早くも「二代目」に期待しています。
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